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この春、スイスも新型コロナウイルスの感染者増加に伴い、3月中旬から約2カ月、食料品店・スーパー、郵便局など、生活に必要不可欠とされる所以外は、全て閉まりました。そして、その期間、夜9時になると、エッセンシャル・ワーカーと呼ばれる医療従事者などへ、感謝の気持ちを伝えたい人たちが、ベランダなどから、拍手や楽器演奏などをしていました。

 

このエッセンシャル(essential=必要不可欠・重要な)ワーカーという言葉、最近、日本でも使われているようですね。医療従事者をはじめ、介護福祉士、スーパーの店員さんや宅配・配達のお仕事をされている方等、私たちの暮らしを守り、社会の機能を維持するために頑張っていらっしゃる方々を指した言葉です。

 

前置きが少し長くなりましたが、子育て中のママさんたちは、コロナに関係なく、ワガコの命を守っているエッセンシャル・ワーカー!そこで、今回のテーマは「ママはエッセンシャル・ワーカー」です。

 

エッセンシャル・ワーカーであるママたちは、ワガコが元気で生きていくために日々、時には24時間、週7日休みなしで大奮闘。

🔸ワガコがしっかり食べてくれるように毎日ごはんを用意する。

🔸お風呂や歯磨きを習慣づけて、清潔・健康に気をつける。

🔸 充分な睡眠、そして学びや遊びの時間と生活のリズムをつくる。

などなど。家事・育児と、ママの1日の仕事内容を書き始めたら、今回のブログ字数は大幅アップしてしまいますね。

 

たとえ周りから褒められたり、感謝・拍手されたりすることがなくても、目の前で元気なワガコがニコニコしていたら、それはママがエッセンシャル・ワークをしっかりこなしている証拠です。それは、本当に凄いこと、素晴らしいことなのです!ブラボー!

 

でも、様々な事情から、子どもが安心して育っていくために必要なことができなくなる時があるかもしれません。そうなった時には、ためらわないですぐにヘルプ!のサインを出しましょう。

ママにだって体力・気力の限界はあります。一人でどうにかしようとせず、夫や家族、友だちに助けてもらいましょう!身近にいる人に手伝ってもらえないときは、地域の子育て支援課、児童相談所や民間団体などに、問い合わせましょう。自分に必要なサポートがきっと見つかるはずです。

 

子どもは独りぼっちで生きていくことはできません。でも、ママも一人だけで育児をこなしていくのは大変な時があります。「子育て」が「孤育て」にならないように。ママを中心にして、いろいろな手を借りながらの子育てを心がけましょう。ワガコの成長のために、周りの人の手を借りたり、それらのオーガナイズをしたりするのも、ママの大切な仕事ですね。

 

エッセンシャル・ワーカーのママさんへ、日々の頑張りに心からブラボー!          💛

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