top of page

2020/5/28

コーヒーを読みます


前回お話しした“ゆらゆら動く感情”、この感情はさまざまな感覚からの情報が脳に届いて生まれます。そこで、自分の気持ちをポジティブに切り替えたいときには、さまざまな感覚=五感から、好きなコトやモノ、人の顔や声などを取り入れてみてください。

と、言われても、「日々の育児、やらなけらればならないことに追われ、くたくた」「めいっぱい頑張って、自分のことはいつも後回し」と、いう毎日が続いていると、自分の好きなことが思い出せない!…なんてこともあると思います。
   
でも、そんな時こそ、少しでも自分の「ココロの癒し」を見つけて、心と身体をリラックスさせましょう。「癒し」というと、病気や傷を治すとか、悲しみを癒すことを想像されるかもしれません。が、ココロをいやす、気持ちを和らげることは心身の健康に大切です。
そして、「ココロの癒し」は、「自分らしい自分でいること」に繋がります。

 

「五感からのいやし」というと、どのようなことを思い浮かべますか? では、ここでいくつかの例を。
 

視覚: 好きな景色、色、モノ、ヒトの顔など、見てすぐに、快適な気分になれるもの。 ファッションやおうちの中の小物(クッション)などに好きな色や柄を取りいれるのもいいですね。カラフルな食卓も食欲や元気につながります。日照時間が短い時や、これからの梅雨の季節にお勧めの色は、オレンジや黄色。イライラ気味の時には、ココロを静めてくれる薄いピンク(桃色)のものを眺めてみてください。

 

(情報収拾のために絶え間なく使っている私たちの「目」。時には木々の新緑やお花、山や海など自然を眺め、働きづめの「目」を休めることも心がけましょう)

 

聴覚: 好きな音楽(最近の音楽だけでなく、以前よく聞いていた曲も⁈)、好きな人の声。せせらぎ、波の音などの自然音。これからの季節は、雨の音、風鈴なども。 

(でも、寝不足や疲労続きでイライラしている時は、ささいな音、生活音でも気になることがあります。音のない静かなところに身をおくことも◎)

 

嗅覚:  嗅覚と感情には強いつながりがあります。一瞬のことであっても自分の好きな香りに包まれると気分はリフレッシュ! お気に入りのコーヒーや紅茶の香り。お出かけでなくても、安心して使えるやさしい香りをつけてみる、お部屋の隅に、リラックスできるアロマオイルなどを置いてみるのはいかがでしょう。 好みはありますが、ラベンダーの香りは気持ちを落ち着かせてくれます。

 

触覚: スキンシップは、癒しに最適なコミュニケーション方法です。家族でお互いの手や肌に触れて、心地よさを感じ、安心感を高めましょう。マッサージやお風呂で、カラダをほぐせば、気分もスッキリしますね。

 

味覚: ときには家族の好みでなく、自分の大好きな食べ物でお腹とココロを満たしましょう!心の底から「おいしい~!」と、幸せ気分を味わいましょう。ワガコ、家族や気の合う仲間と「にこやかに食べる」ことも◎!


いかがでしたか?「あっこれならわたしも!」と思える例は、ありましたか?


1日24時間以上あっても、自分のことは後回しになってしまいそうな子育て。
だからこそ、疲れをため過ぎないように普段から気をつけましょう。
五感を通して脳に心地よい情報を届けて、ココロとカラダの緊張をほぐしてみてくださいね。自分らしくいるためにも、自分の大好きなモノ、コト、ヒトを身近に感じ、ハ~ッと息をつくひと時をもちましょう。   💛

bottom of page