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執筆者の写真La terre la mère

離乳食の開始時期は?/まゆこvol.15

離乳食の開始時期について、疑問に思うママさんも多いと思います。

離乳食は、生後5か月頃から、遅くても生後6か月には開始しましょう。

離乳食は、赤ちゃんの成長が進み、それまでは母乳やミルクだけで栄養を補っていたのが、それではだんだん足りなくなってきて、大人と同じような固形物を食べるようになるための大変重要なものです。

最初の1か月は、まず母乳・ミルク以外のものを口に入れられることを慣れることからです。

ですので、正味の食べる量が少なくても大丈夫。

とにかくおかゆに慣れましょう。

最初のうちはぜんぜん受け付けてくれなかった赤ちゃんも、だんだん慣れて、少しずつ口に入れられるようになります。

逆に、離乳食開始前に、果汁や野菜ジュースをあげる、というのは、現在ではやらなくなりました

離乳食開始前の赤ちゃんに必要なのは母乳もしくはミルクだからです。

よく、ママさんのお母さん(赤ちゃんのおばあちゃん)の世代の方は、赤ちゃんのお風呂上りに、果汁を、とか、白湯を、とおっしゃる方が多いのですが(私のお姑さんも言っていました)、今では一般的ではありません。

なぜなら、果汁や白湯でおなかが膨れてしまうと、肝心の母乳やミルクを十分に飲まないことがあるからです。

また、アレルギーのことを心配される方も多いです。

離乳食開始前にアレルギー検査をする必要がありますか、と聞かれるママさんも多いですが通常は必要ありません。

アレルギーを理由に離乳食開始を遅らせるということはありません

さらに、食べたことのないものに対してアレルギー検査をして、アレルギー反応がないという結果であったとしても、実際に食べたときにアレルギー反応を起こさないという保証はありません。

家族に食物アレルギーの方が多いなどで、心配の多い方もいると思いますが、離乳食で少量ずつ開始することでしっかり様子を見て初めて行けば大丈夫です。

アレルギーを心配して、離乳食開始時期を何か月も遅らせたい、というママさんがたまにいらっしゃいますが、適切な時期に離乳食を開始できないと、赤ちゃんが栄養不足になって、体重増加不良をきたしたり、見かけの体重が増えていても各種の栄養素の不足で貧血や全身倦怠感、運動や精神の発達遅延を起こすことがあります。

すでにミルクアレルギーなどが判明している、という場合は、担当医の先生と相談しながら開始してくださいね。




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