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執筆者の写真La terre la mère

海外暮らしにおける子供予防接種について/まゆこvol.39

こんにちは、まゆこです。

今回も前回に引き続き、予防接種についてお話ししたいと思います。


特に海外にお住いの方にとって、予防接種は悩みの種の一つかもしれません。

お住まいの国と日本とで予防接種の内容が異なることもしばしばではないでしょうか。


お住まいの地域によって、予防しなければならない感染症が異なることがあるからです。


たとえば、結核はアジアに多く見られる感染症で、ヨーロッパではほとんど見られないことから、ヨーロッパでは結核の予防接種であるBCGを行わない国も多いです。


逆に日本にはないワクチンだけど、お住まいの国では定期接種となっているものもあると思います。


では、我が家ではどのようにしているか、ご紹介したいと思います。

スイスの予防接種とにほんの予防接種を比べると、意外にもあまり違いがありませんでした。

(定期のものと任意のものがことなるということは結構ありました)


その中で、「スイスにはなくて、日本にはある予防接種(小児対象)」は、

・BCG

・日本脳炎

です。

そして、「スイスにあって、日本にはない予防接種(小児対象)」は、

・髄膜炎菌C型

・ダニ媒介脳炎

です。


結論から言いますと、我が家の子供たちにはどちらのものもすべて受けるようにしています

まず、「スイスにあって、日本にはない」髄膜炎菌C型ワクチン、ダニ媒介脳炎ワクチンは、日本では感染のリスクがうんと低いのですが、ヨーロッパではある一定数みられるもので、リスクそれなりにあると思われますので、接種しています。


逆に「日本にあってスイスにない」BCG、日本脳炎ワクチンについてですが、これは個々のご家庭によって状況が異なると思われます。

どちらも、スイスにずっといる限りは、感染のリスクが極めて低いと考えられますが、我が家の場合ですと、日本に一時帰国する機会も多いですし、今後日本に永住帰国することも十分に考えられるからです。

BCGについては、スイスでも医療機関によっては接種可能と聞きましたが、我が家のかかりつけでは取り扱いがなく、一時帰国した際に接種を済ませました。

日本脳炎については全く取り扱いがありませんでしたので、これも一時帰国した際にスケジュールを考えて接種することとしました。



ご家庭の状況によって、考えることが異なると思います。

また、お住まいの場所のかかりつけの先生に聞いても、日本のワクチンのことはあまりご存じではないかもしれません。

ご心配な際は、どうぞご相談くださいね。




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