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執筆者の写真La terre la mère

子どもの習い事について思うこと/まゆこvol.44

幼児以上のお子さんの場合、いろいろな習い事をしていることも多いかと思います。


我が家の娘(7歳)も現在、ピアノ教室に通っています。


「習い事」というのは、それ自体が生きていくのに必要なこと、ではないですよね。

別にやらなくてもいい、ということを続けていく、練習していく、というのはけっこう難しいことだなと感じます。


ピアノ教室で習ったことは家で練習する必要がありますので、そのモチベーションを親子でいかに保つか、というのは我が家でも日々の課題です。


もちろん、お子さんやご家庭の環境によっても違うので、今日は私の一個人の思うことをつぶやきたいと思います。


大人だったら、「今は辛いけど、この曲を弾けるようになったら嬉しいし、楽しいし、がんばろう」と思えるかもしれませんが、子どもだとなかなかそれがわからない。

今やりたいことをやる」というのが子供らしさの特徴ですよね。


そういう、本人のやりたいことを伸ばしてあげるのもすごく大事だと思います。

一方で、「今は練習がしんどいかもしれないけど、弾けるようになったらもっと楽しいことが待ってるんだよ」ということも教えてあげたい。

これは「成功体験」だからです。

大人はそれぞれ、成功体験を持っているから、辛いことも頑張ろうと思えます。

子どもにも、成功体験をさせてあげて、努力することの素晴らしさを覚えてもらいたいですね。


なんて思いつつ、それでも毎日練習をさせるのは親にとっても子にとっても大変

我が娘も、どうしてもすぐに集中力が途切れて、ダラダラしてしまったり、同じミスを何度も繰り返したりします。


上手にできたらもちろんいっぱい褒めるし、せめて一生懸命やってくれているなら、こちらも見守ろう、サポートしようという気持ちになるけど、ダラダラとやる気のない態度を見せられると、ついついカチンと来てしまいます。

とってもシンプルに見えるところで何度もミスをしたりすると、どうして本気でやらないの?とイライラしてしまいます。


つい怒ってしまうけど、そうなると、「でもこれって、学校のお勉強や、日本語のお勉強ほど、この子にとって絶対に必要なことではないよな。怒ってまでやらせることなんだろうか」と自問自答してしまいます。


一方で先ほども述べたように、あるところまで努力すればこの子ももっとピアノが楽しくなるかもしれない。

そうなるまでの辛抱だ、とも思います。


こどもって不思議で、あるときスッと吸収することがあるんですよね。


昨日まで全然できてなかったのに、今日突然すんなりできている。

ストンと身についていることがあるんですよね。

そんな子供の不思議な能力に親も感動してしまいます。


何度やってもできない、となると親としてもイライラして、こどももそれを感じ取ってピリピリして、お互いに煮詰まってしまいます。

そうならないようにできないときは置いておいて、他のことをしたりしてリフレッシュ

それで別の日にやってみたらもっとリラックスして、こどもにとってもできやすい雰囲気になるように思います。


「絶対にやらないといけないことではないこと」をいかに続けていくか、できるだけリラックスして、でも努力することを覚えて成功体験につなげていきたいですね。


みなさんも、日々の練習のことなど、お子さんとどのように工夫されているか教えてくださいね。








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