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執筆者の写真La terre la mère

子どもに対するコロナワクチン接種について~小児科学会より~/まゆこvol.37

こんにちは、まゆこです。


新型コロナウイルスに対するワクチン接種について、日本でもたくさんの人が接種可能な状況になってきたと思います。


大人の接種が進む中で、では、次はより若年層、こどもはどうなるの?と心配に思う方も多いと思います。


現段階で、子どもに対する新型コロナウイルスワクチンの影響がどのようなものであるか、確固たる情報があるわけではありません。

これまでに少しずつ出てきているデータや、また子どもが新型コロナウイルスに感染した時の影響を両方考えて判断していく必要があります。


そんな中で、日本小児科学会が、学会としてこのワクチン接種についてどう考えるか、というものを2021年6月16日に発表していましたのでご紹介します。


以下要旨です。

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・ 子どもを新型コロナウイルス感染から守るためには、周囲の成人(子どもに関わる業務従事者等)への新型コロナワクチン(以下、ワクチン)接種が重要です。 ・ 重篤な基礎疾患のある子どもへのワクチン接種により、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)の重症化を防ぐことが期待されます。 ・ 健康な子どもへのワクチン接種には、メリット(感染拡大予防等)とデメリット(副反応等)を本人と養育者が十分理解し、接種前・中・後にきめ細やかな対応が必要です。

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本文は、小児科学会のウェブサイトの特設ページよりぜひご覧ください。


私個人の意見としましても、上記とほぼ同様で、感染による重症化のリスクの高いお子さんの場合は、接種をすることでそのリスクを減らせると思われます。

健康なお子さんの場合は、新型コロナウイルスに感染するリスク、また感染した時に重症化リスクがそこまで高くないことが予想されるので、ワクチンを接種することによるデメリットとのバランスを考えるのはなかなか難しいことだと思います。


ですので、「接種はやめておこう」とか「もう少し待ってからにしよう」という考え方も当然尊重されるべきと思います。

小児科学会からの本文にもありましたように、そういう選択をされた方が特別扱いされることのないようにあるべきと考えます。


小児科学会としても、今後発表される新しいデータも加味したうえでさらなる提言を順次発表していく、とのことでしたので、またこちらでも紹介させていただきたいと思います。





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