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執筆者の写真La terre la mère

くる病について/まゆこvol.54

こんにちは、まゆこです。


毎日寒いし、Covid感染症も気になるので、なかなかお出かけができない人も多いのではないでしょうか。

冬で日照時間が減っており、さらに外出しにくい状況、となると、気になるのが、「くる病」です。

くる病」という疾患をご存知ですか?

骨を作るのに必要なビタミンDが欠乏することで、成長過程のお子様において、骨がもろくなったり、骨がうまくせいちょうしなくなってしまう病態のことを言います。

「くる病」と一口に言ってもたくさんの種類がありますが、多くは上記の通り、ビタミンDが欠乏することで起こる、「ビタミンD欠乏性くる病」です。


ビタミンDは食事から接種すること、そして日光を浴びることで得られます。

ですので、日照時間が少なく、家に鶏後持ちがちな冬にはどうしても体内のビタミンD値が下がってしまいます。


このラ・テール ラ・メールでも前に記事を書かせていただきましたので、詳しくはそちらをご覧ください。


より詳しくお知りになりたい方は、日本小児科学会のウェブサイトにも説明がありますので、併せてご覧くださいね。


そして、私は実はくる病が専門なのです。

私は、小児科の中でも、小児内分泌・代謝学の専門ですが、その中でもくる病について長く研究してまいりました。

くる病に関する論文もいくつか出しておりますので、かなり専門的な内容になりますが、もしご興味がありましたら、ご覧いただければと思います。

いかに私の論文の中から、いくつかリンクを貼っておきます。





くる病というのは、お子さんの病態を言いますが、大人でもビタミンDが欠乏すると、骨軟化症や骨粗しょう症の原因となります。

寒い冬でもできるだけ日光を浴びて、おとなもこどももみんなで予防したいですね。


















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