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執筆者の写真La terre la mère

COVID-19パンデミックの中での予防接種について/まゆこvol.5

こんにちは、まゆこです。

今日は、小児科医として、たくさんのママさんに質問をうける予防接種について書きたいと思います。

ここ数か月間、COVID-19パンデミックのため、外出を自粛されている方が多いと思います。

そんな中で、お子さんの定期乳幼児健診や予防接種はどうしたらいいの?と思われる方もたくさんいらっしゃると思います。

結論を申し上げると、予定通りに受けるようにしましょう。

乳幼児健診は、ご家庭では見つけにくい発達の異常や病気の兆候をいち早くみつけるという目的、予防接種は、小さなお子さんにとって大きな脅威となる感染症を事前に予防する目的で、必ず必要なものです。

現在までに分かっている情報から、今回のCOVID-19は小児には感染しにくい、さらに感染しても重症化しにくい、という特徴があります。

一方、予防接種で予防できる感染症には、COVID-19よりも恐ろしい、こどもにとって大きな脅威となるものが含まれています。

COVID-19を恐れるあまりに、もっと身近に存在して、避けなければならない感染症のリスクが増えるということになってはいけません。

日本小児科学会も、公式に、乳幼児健診、定期予防接種は延期せずにスケジュール通り受けるべきであることを提言しています。

(参照:日本小児科学会公式ホームページhttp://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=326 )

小児科を受診される際は、クリニックや病院の案内に従い、お子様・付き添いの方の健康状態に十分注意して、大人の方はマスク着用の上、受診するようにしましょう。




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