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2020/9/17

ピンクの花

 

 

今日は前回の続きで「人に頼ること」についてです。

あなたは、人に頼ることが無理なくスムーズにできますか? それとも、人に頼ることには抵抗がありますか? 後者の方は、つらい状況の中にいても、つい「自分よりももっと大変な人はたくさんいる」「自分(達)のことは自分(達)だけでどうにかしなきゃ」と我慢してしまい、人に頼ることへのハードルを高くしがちかもしれません。
それに「周りからできない人と思われたくない」「周りの人に迷惑をかけたくない」など人間関係への影響を気にすることもありますよね。

でも、私たちの中には、周りに困った人がいるとほっとけない!友人のお手伝いができてよかった!と人の力になりたい、人の助けになることが嬉しいと感じる人もいると思いませんか? 実際、あるインターネット調査では、7割近くの人が「人に頼ることは好きではない・あまり好きではない」と答える一方、2人に1人(52%)は「日ごろから人に頼られること(悩みの相談・お願いごとなど)は好き・どちらかというと好き」と回答しています。(2019年、ジュピターテレコム:詳しくは前回の記事をご覧ください)

なので、自分がつらい時はできるだけ周りの人の状況と比べたり、人間関係を気にしすぎたりせず、「ちょっとお願い」「聞いてくれる?」と周りの人に自分のココロの声を発信してみましょう。
もちろん人に頼らなくても、どうにか自分で解決できることもあるかもしれません。でも、少しでも助けてもらうことで自分のつらさが和らぎ、気持ちに余裕ができることもあります。そして、その余裕を持つことは、育児や家事に追われがちなママにとって大切なことですね。

「人に頼ること」のハードルを少しでも下げるために、前もって次の3つのことを考えておくのもお勧めです。
🔸人の手を借りたくなるのはどのような時?
🔸お願いできそうな相手は誰?
🔸今でなく将来でも、自分が人のお手伝いになれそうなことは?
このようなことを前もって意識していると、助けが必要と思ったときに「あ、今は、人に頼んでいいんだ」「OOさんに連絡してみよう」とあまりためらわずに周りの人に頼りやすくなります。

また「人に頼むこと」は、将来の人間関係をポジティブに変えていくことにもつながります。困っている時に助けてくれた人への信頼感は一段と増すでしょう。そして、例えば子育てに行き詰った時に誰かに手助けしてもらったのなら、その思い出や経験から、数年後は自分が誰かを励ましたり、助けたりする側になるかもしれません。その時は相手から信頼される側になりますね。


上記の調査では、7割弱の人が「気軽に頼ることができる世の中になったらいいなと思う」と回答しています!「つらい時に頼ることができて助かった」VS「大変な思いをしている○○さんの力になれてよかった」などお互いがにっこり明るい気持ちになれる世の中、実現していきたいですね。

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