2021/6/10
こんにちは。ゆうこです。
今日は、「怒りの感情」についてです。
「怒り」は、なにか理不尽なこと、自分の思い通りにならないことや期待に反することが起こったとき、私たちが感じる自然な感情です。
感情の表し方は、人によって異なり、悲しいときに怒る人もいれば、怒る代わりに悲しい気持ちになる人もいます。
そして怒りの感情の下には、他の感情、気持ちが隠れていることがあります。
自分では気づきにくいのですが、例えば、悲しみ、寂しさ、情けなさ、不安や恐れ、孤独感や自己嫌悪感などです。
なので、もし最近、以前と比べて怒りっぽくなった、いつも怒っている気がするというときは、しんどさや不満を感じる原因と一緒に、ココロの中に以下のような思いなどが潜んでいないか探してみましょう。
▲ワンオペ育児の孤独感、孤立していて悲しい?
▲自分ばかりたいへんな思いをしていることへの不満?
▲困ったにとき助けてくれる人が身近にいない不安?
▲家族や周囲の人の言動が自分の思いや期待と反対でガッカリ?
▲子育てや家事が自分の思うようにできなくて自己嫌悪?
などなど。
昨今、特に子育て中は、自分の思い通りにならないことが多いかもしれません。ですから、こんなときこそ、ココロの中に隠れてしまっている感情と、自分の希望や願い、自分に必要なことに気づくことが大事です。
ほんの少しずつでも、自分の願いが叶うと、苛立ちは減り「怒り」をコントロールしやすくなるはずです。
私たちは、無意識のうちに自分の感情(特にネガティブと思われている感情)をココロの奥に押し込めてしまいがちです。
なので、不満や怒りの感情は、ココロの奥で大きくなり過ぎないよう「もう限界!」と感じる前に、外に出すよう心がけてみましょう。
自分のココロにスキャンをかけてみるのもいいですし、誰かに話を聞いてもらうと、隠れている感情に気づきやすくなると思います。
いろいろな思いが絡まっていて、言葉にできないときは、涙を流すことでスッキリして、気持ちが落ち着くこともありますよね。
モヤモヤする気持ちを、思うままに書いてみるのもいいと思います。
私たちのココロの中には、常にゆらゆら動く感情が湧き出てきます。
疲れやストレスと同様、つらい感情はココロの中に溜めこまないようにしましょう。自分の思いや願いに気づきながら「抱えていてもつらくないサイズ」にできると、怒りをコントロールしやすくなり、周囲の人とのコミュニケーションも円滑になるように思います。
よろしければ、以前の記事 ゆらゆら動く感情~怒り/ゆうこvol.4 も、合わせてご覧ください。