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2020/5/21

頭痛

今回は、つねにゆらゆら動くこころ、感情のお話です。

 

感情は、わたしたちが、モノ、コトやヒトに対して、体験しているココロの状態。喜びや悲しみ、恐れや怒りなど。私たちの気持ちはそのまま表情や言葉に表れやすいので、ココロのあり方は職場、学校、おうちの中で、対人関係、親子関係にも影響しますね。

 

感情は、外からの出来ごとや刺激に対して、すぐに湧きあがってくる気持ちですが、自分の記憶や経験の影響を受けることもあります。

 

例えば「頭にくる!」と思っても、「でも、しょうがないな~」「そういうこともあるか~」などと、うまく流して、怒りにならないときってありますよね。

 

でも、同じように「頭にくる!」と思ったあと、「どうしてまた同じこと・・・!」「なんで自分だけ……?!」といった思いが、あっという間に湧きあがってきて正真正銘の「怒り」となり、キレてしまう…。誰にでもありえることですね。

 

子育て中に、ワガコを諭したり、叱ったりすることは、日常茶飯事で◎! もちろんそれは子育てに必要なことです。が、「怒る」と「怒らない」は、ときに(上記のように)選択ができる感情ということを、ぜひ心に留めておいてください。そして、イライラやキレからの怒りぐせがつかないよう、自分で自分のココロにブレーキをかけられるよう気をつけてみましょう。

 

そして、イライラが爆発して怒鳴りそうになったり、手があがりそうになったりしたら、とにかく、深呼吸!(鼻から息をよく吸って、口をすぼめてゆっくりゆっくり吐く)を5~6回行ないましょう。

 

長期化している自粛生活。子どもたちの学校閉鎖に大人たちのテレワークが重なり、お子さんたちと一緒にいる時間が増えていると思います。楽しい時間だけでなく、しんどい時も多いと思います。

ちょっとしんどくなってきたら、家族みんなでいつも以上にポジティブな言葉がけを心がけ、「喜怒哀楽」の喜と楽の感情を高めましょう。

 

お勧めの言葉は 「〇〇大好き!」「すごいね!」「さすが!」「上手ね~」「うれしい」「助かる!」「ありがとう!」などなど。

ポジティプな言葉には、ふしぎな力があります!言われた家族だけなく、それを口にしたママ自身のココロのしこりも自然とほぐしてくれます。

 

つねにゆれ動いている感情。自分の怒りをうまくコントロールするには、まず、自分はどんなこと、どんなときに怒りやすいのかを知っておきましょう。イライラが続いて、もし怒鳴りそうになったら、ぜひ深呼吸をしてみてくださいね。 できるだけ、怒ったことを後悔しないようにするためにも、気持ちの切り替えをこころがけましょう。 💛

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